11月20日はピザの日。なぜかというと、「ピッツア・マルゲリータ」の名前の由来となったイタリア王妃マルゲリータの誕生日だからです。19世紀にイタリアを統一したサヴォイ家の王妃マルゲリータは1889年にナポリを訪れ、その記念に当時有名なピザ職人が ナポリの有名料理であるピザを献上しました。イタリアの国旗の色を模したこのピザを王妃は大変気に入り、これがピッツア・マルゲリータの始まりとなりました。
ピザの歴史
ピザのルーツを探ってみると、古代エジプトにまでさかのぼります。
小麦を挽いて粉にして、水で溶いたものを焼くという食文化は、メソポタミア文明発祥といわれていますが、それが古代エジプトに伝わり、小麦粉を水で溶いたものを発酵させて焼く、というパンに進化しました。
古代エジプト人が作ったパンは、平らな丸い形に成形し、石窯に貼り付けて焼くというもの。まさにピザの原型ですね。
それは紀元前3000年頃のこと。今から5000年前に誕生した、この石窯焼きパンは、世界各地に広まって、さまざまな小麦の食文化に発展していきました…出典:ピザ協議会
ピザの種類
マリナーラ

出典:食べログ
イタリア語で「船乗りの」を意味する名前のピザ。使われている具材はトマト・オリーブオイル・オレガノ・にんにく・塩のみである。
マルゲリータ
「バジリコの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤がまるでイタリアの国旗を表しているようだ」マルゲリータ王妃が上記のように言ったことを理由にその名が付けられたピッツァ・マルゲリータ。トマト・モッツァレラチーズ・バジリコのバランスが絶妙な世界的に有名なピザ。
ビスマルク

出典:RETRIP
ビスマルクピザとは、中央に半熟の目玉焼きを乗せたピザのこと。ドイツ帝国宰相ビスマルクが卵を好んだことから、半熟卵の乗ったイタリア料理を「ビスマルク風」というようになった。
クアトロフォルマッジ

出典: WWW.DAN-B.COM
Quattro:4つのformaggi:チーズという意味を持つ4種類のチーズのみがのったチーズ好きにはたまらないピザ。「ゴルゴンゾーラ」「タレッジョ」「モッツァレラ」「パルミジャーノ・レジャーノ」の4つの組み合わせが代表的。
ボスカイオーラ

出典:ぐるなび
イタリア語で「木こり風」を意味する名前のピザ。 主に茸など山の幸を使ったピザ。
ディアボラ

出典:どこもぐ
チキンやサラミを具材にスパイシーな風味が特徴のピザ、ディアボラ。ディアボラとは、イタリア語で「悪魔風」を意味する言葉です(小悪魔風とも言われます)。
他には、「気まぐれの」という意味のピザ『カプリチョーザ』や「漁師」という意味のピザ『ペスカトーレ』などがあります。
それぞれ違った特徴を持ったピザを食べ比べてみると面白いかもしれませんね!
また「〇月〇日は〇〇の日」があったらまとめてみようかと思います!