スキルも年代もアイデアも、いい意味でバラバラな組織。

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人材派遣業で、働く人の気持ちを理解してきた

大学を卒業してから５年で起業しようと考えていた木月氏。そのために数種の業界を経験してきた。起業する直前の派遣業で「人」に関する知識を貯えたという。

「人材派遣業時代、100人の管理を任されまして、面接に同行してその本人と採用側との話をすぐそばで聞いてきたわけです。（中略）その人が仕事場に慣れるようにアドバイスしたり、悩みを聞いてあげたりするわけです。それでも辞めたいと申し出る人がいるんですね。そういう経験を通して、人はこういうポイントで仕事に悩むんだとか、こういう状況になると会社を辞めたくなるんだとか、働く人の気持ちが分かるようになってきました。今、その経験が活きていると思います」

出典：リーダーに聞け！

その場の価値を高めていくのが、私たちのビジネスモデル

もともとは古民家だったという建築物をリノベーションして作られた店舗を例に出し、木月氏はこう語る。

「私たちは、地域ナンバーワンをめざすという意識はありません。（中略）空気が止まっていたような街の一角に新しい風を起こして、呼吸をはじめてもらうというか、その場の価値を上げていくことを、私たちはやっていきたいのです」

出典：リーダーに聞け！

家族からも応援され、何でも言いあえる環境でありたい

家庭を持つ社員も多い為、木月氏は常に会社の環境整備を考えている。生活の安定が大きなモチベーションとなるからだ。

「普段から何でも言える雰囲気になっているので、〈子供の運動会だから来月の日曜日休ませてね〉と言えるし、それを周囲で支えあえる環境になっているのが、経営者としてとても嬉しいです。（中略）〈あの会社ならいいね〉と、毎日送り出してくれるような、家族からも応援される会社をめざしているんですよ」

出典：リーダーに聞け！

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