意欲は見せて休むという選択…飲食店におけるインフルエンザ対策法
飲食店で働くアルバイトにとって、一緒に働く人が風邪やインフルエンザにかかっていると困ってしまうものです。
特に重要なのはシフトに関する問題でしょう。
「休ませてあげたいけど、他にメンバーがいない」という悩みは、どこの飲食店でも共通かもしれません。
そうした問題が生じる前に実施しておきたい風邪・インフルエンザの対策などをお伝えします。
普段からできる感染予防
・定期的に換気する
開店前の準備をする際に窓やドアを開けるなどして換気をしましょう。特に風邪やインフルエンザが流行りやすい季節には注意が必要です。営業中でもお客様の迷惑にならない程度の換気を続けると良いかもしれません。
・人が触れる頻度の高い部分は除菌
飲食店は人の出入りが激しいものです。誰がウイルスを持ってくるか分かりません。目につく場所を清潔に保つのはもちろんですが、入り口やトイレのドアノブなど人がよく触れる部分を除菌することも心掛けてください。
・トイレに行く時はサロンなどを外す
風邪やインフルエンザのウイルスは衣服にも付着します。衣服などのウイルスが感染源となり得ますので、トイレに行く際にはエプロンやサロン・帽子などのユニフォーム類は外しましょう。
風邪やインフルにかかった場合は
出勤前やお店に出勤した際、体調に違和感を覚えた場合は体温を計測しましょう。体調が悪いと周りが判断した場合、「それでもやります」という意欲を見せると店長への評価が高まるかもしれません。その後に「他の従業員やお客様に感染する恐れがあるので、泣く泣く休みます」という理由で休むことがベストです。
急遽の休みのために仲間と仲良くする
飲食店にとって、急遽シフトに穴があくという状況は死活問題です。症状などにもよりますが、腹痛くらいのちょっとした理由なら働くという選択をしましょう。しかし、風邪やインフルエンザの場合は別です。代わってシフトに入ってくれる人が見つからない場合は、その理由についても考えてみましょう。もともと従業員が少ないということもあるでしょうが、代わってもらうほど他の従業員と仲良くないという理由も考えられませんか?
急な対応が求められる際、周りのアルバイトや従業員と助け合える関係を築いておくことも大切です。体調不良を理由にシフトを代わってもらったなら、元気な時に今度はシフトを代わってあげるという助け合う姿勢を見せましょう。
周りのアルバイトたちとの関係が良くなり、楽しい飲食店アルバイト生活を続けることができるはずです。